HOME>コラム>原状回復工事における注意点を確認しよう!

原状回復工事における注意点を確認しよう!

作業員

義務はしっかり履行しよう

賃貸住宅では借主の退去に伴い、原状回復工事も行われますが、入居時に支払った敷金で充当するのが一般的です。しかしタバコの煙で壁にヤニが染み込んだ場合など、敷金ではまかない切れない工事費が掛かりますと、足りない分は賃借人が負担するケースがあります。家具を設置したことで畳が凹むなど、通常の暮らしで傷んだものは基本的に原状回復工事に含まれませんが、入居者の落ち度で傷んだ部分は支払う義務があるのです。そのため、追加請求があった時は工事内容を良く確認して、支払い義務がある時はきちんと履行するようにしましょう。そこで入居に関する重要事項説明を受ける際、どんなことが原状回復工事に含まれ、どのようなことが含まれないか、詳しく確認しておくのがおすすめです。支払い義務の履行範囲を把握していれば、請求があった時でも気持ち良く払えますから、そのことを心掛けておいた方が良いのではないでしょうか。

室内工事

後々トラブルに発展しないために

引越しの時は次の住まいへ意識が向いてしまい、退去する賃貸住宅への関心が薄れる場合も少なくありませんが、敷金不要の物件に入居していた際は注意が必要です。そのタイプの物件では部屋を出て行く時、原状回復工事に掛かった実費を、全額請求される可能性があります。入る時は安くても出る時は高くついたなど、後になってトラブルになるケースもあるため、敷金不要の物件へ入居する際は、その点に留意しておきましょう。物件により、原状回復工事やハウスクリーニングでいくら必要か、契約書もしくは重要事項説明書に明記している場合もありますので、必ずチェックしてください。賃貸住宅を探している最中は退去時のことまで気が回らないかもしれませんが、腑に落ちない物件ならそこを借りるのを止めることで、後日のトラブルを避けることも可能です。契約書にサインをすれば履行義務が生じますから、入居物件を選んでいる時だからこそ、原状回復工事に対して気を配っておいた方が良いかと存じます。